西洋世界の歴史像を求めて [ 飯田収治 ]

飯田収治 関西学院大学 関西学院大学出版会セイヨウ セカイ ノ レキシゾウ オ モトメテ イイダ,シュウジ カンセイ ガクイン ダイガク 発行年月：2006年07月 ページ数：374p サイズ：単行本 ISBN：9784907654900 飯田収治（イイダシュウジ） 1938年東京に生れる。京都大学大学院博士課程単位取得退学、文学修士。金沢大学、群馬大学、大阪市立大学を経て、2001年関西学院大学教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1部　史料読解から歴史像の彫刻へ（セレウコス朝期におけるティグリス河畔のセレウケイアー古典文献の叙述を通して／エジプトは『折れた葦』か？ー前一千年紀のエジプト史再考に向けて／マヤ＝ソフィア博物館南階上廊におけるHenricus　Dandoloの銘の刻まれた大理石板について／小松済治の伝記史料の「批判的」検討ー十九世紀後半の日独交渉史の研究のために）／第2部　キリスト教世界の史的構図（エルサレム王アマーリック一世のエジプト遠征／イングランド宗教改革期の教区教会と教会巡察／カトリックと女性聖職者ー開かれた議論のために）／第3部　近世社会史研究の新しい切口（近世フランスにおける狩猟書の世界ーデュ
・フイユー『猟犬狩』を手がかりに／デンマークにおける土地緊縛制廃止（一七八八年）について／近世ロンドンの社会統制ー貧民の道徳化をめぐって）／第4部　歴史世界における政治と軍事（タグマの兵力をめぐる考察ー中期ビザンツ帝国における「中央軍」／一九二〇年代イギリス海軍の極東防衛構想／戦間期ドイツの「国防軍参謀本部」構想に関する一考察／ヘンリー
・ブラッケンベリーとイギリス陸軍省情報部　一八八六年ー一八九一年）／第5部　現代史像の陰影（ナチ強制収容所の「抑留者社会」ー近年の研究動向によせて／初代連邦大統領テオドーア
・ホイスー二十世紀ドイツ社会に生きたある政治家の肖像／ウッドロー
・ウィルソン政権とシベリア出兵政策の変容ー第一次世界大戦終結前後を中心に） 本 人文
・思想
・社会 歴史 世界史