戦後思想の到達点 柄谷行人、自身を語る 見田宗介、自身を語る/柄谷行人/見田宗介

＜p＞戦後75年、気鋭の論客が戦後知識人を再評価する新シリーズ創刊！＜br /＞ 2人の「知の巨人」は、いかに思考を紡いだのか？＜br /＞ 戦後思想を牽引した柄谷と見田。2人の思想のポイントとは何か？　2人は日本人と人類の未来をどう展望しているのか？　巧みなインタビューと解説で、両者の思考の軌跡を浮かび上がらせる。柄谷思想＆見田思想のまたとない入門書！＜/p＞ ＜p＞[内容]＜br /＞ I　『世界史の構造』への軌跡、そして「日本論」へ＜br /＞ 　　　──柄谷行人 × 大澤真幸＜br /＞ 　イントロダクション　交換様式論とは何か　大澤真幸　＜br /＞ 　1　言葉への独特の感覚＜br /＞ 　2　漱石のどこに注目したのか?＜br /＞ 　3　「ルネサンス的」文学とは何か?＜br /＞ 　4　なぜ「交換」に注目するのか?＜br /＞ 　5　世界最先端とのシンクロ＜br /＞ 　6　コミュニケーションの非対称モデル＜br /＞ 　7　ヒーローはソクラテス＜br /＞ 　8　交換様式Dとは何か?＜br /＞ 　9　回帰する貴族＜br /＞ 　10　「強迫的な力」はどこから来るのか?＜br /＞ 　11　単独性と普遍性はどう結びつくのか?＜br /＞ 　12　翻訳されることを前提に書く＜br /＞ 　13　「日本」はどういう意味を持つのか?＜br /＞ II　近代の矛盾と人間の未来＜br /＞ 　　　──見田宗介 × 大澤真幸＜br /＞ 　イントロダクション 「価値の四象限」と「気流の鳴る音」 大澤真幸＜br /＞ 　1　森羅万象の空──戦争体験の最後の世代＜br /＞ 　2　社会学というアリーナ──『価値意識の理論』（一九六六年）＜br /＞ 　3　〈人生のひしめき〉としての社会──『まなざしの地獄』（一九七三年）＜br /＞ 　4　全共闘との論争──真木悠介というペンネーム＜br /＞ 　5　マルクスをどうのりこえるか──『現代社会の存立構造』（一九七七年）＜br /＞ 　6　〈外部〉への旅──『気流の鳴る音』（一九七七年）＜br /＞ 　7　生と死のニヒリズムをどうのりこえるか──『時間の比較社会学』（一九八一年）＜br /＞ 　8　りんごの果汁──『宮沢賢治』（一九八四年）＜br /＞ 　9　愛とエゴイズムの生命社会学──『自我の起原』（一九九三年）＜br /＞ 　10　情報化と消費化の可能性と限界──『現代社会の理論』（一九九六年）＜br /＞ 　11　人類史的な転回──『現代社会はどこに向かうか』（二〇一八年）＜br /＞ 　12　軸の時代1の思想／軸の時代2の思想＜br /＞ 　補 「戦後」について。「日本」について＜br /＞ 　＜br /＞ 終章　交響するD──大澤真幸＜br /＞ 　1　交響するD＜br /＞ 　2　意味の呪縛＜br /＞ 　3　〈他者〉の二重の謎＜br /＞ 　4　根をもつことと翼をもつことの一致＜/p＞画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。

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