素朴な味わいを楽しむ 陶芸 基本のテクニック70 [ 柚木 寿雄 ]

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★　土そのものの質感、＜br /＞ 偶然につくられる表情を味わう＜br /＞ 「焼き締め」を中心に＜br /＞ 作陶のレベルアップのコツを解説！＜/strong＞＜/p＞ ＜p＞＜strong＞
★　湯呑み、茶碗、徳利、マグカップ……＜/strong＞＜/p＞ ＜p＞＜strong＞◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆＜/strong＞＜/p＞ ＜p＞陶芸は粘土を手やろくろを使って成形し、＜br /＞ 窯で焼いて完成させる芸術のひとつです。＜br /＞ その技法は1万年以上の歴史があり、＜br /＞ 伝統工芸として現代も世界各地で親しまれています。＜/p＞ ＜p＞高級品の器や高名な陶芸家の作品の＜br /＞ イメージを持つ人もいるかもしれませんが、＜br /＞ 陶芸には日常で使う器を自作する楽しみもあります。＜br /＞ 全国各地では陶芸教室が開かれており、＜br /＞ 趣味として高い人気があるのです。＜/p＞ ＜p＞陶芸の魅力は「粘土を通して自分にしかつくれないものを＜br /＞ 完成させる喜び」です。＜br /＞ 作品は同じものをつくろうと思っても、＜br /＞ 完全に一致するものは1つとしてできません。＜br /＞ どんな陶芸家が制作しても微妙に違いが生まれるのです。＜br /＞ これは当たり前のようでいて、奇跡のような体験です。＜br /＞ 無限とも言える粘土のパターンから自分のオリジナルを生み出す喜びを知れば、＜br /＞ きっと陶芸に熱中できるはずです。＜/p＞ ＜p＞この本では、陶芸の基本的な作業工程を学び、＜br /＞ テーブルウェアとフラワーベースに分けた＜br /＞ オリジナルの器づくりを紹介しています。＜br /＞ ページが進むにつれ難易度が＜br /＞ 高くなっていく構成となっていますので、＜br /＞ 順番に制作に取り組めば、＜br /＞ 着実に技術を身につけていけるでしょう。＜br /＞ また最後に、可愛らしい置物のページも設けていますので、＜br /＞ こちらも挑戦してみてください。＜/p＞ ＜p＞「自分でつくったカップでコーヒーを飲む」＜br /＞ 「食卓にオリジナルのお皿を並べる」……。＜br /＞ 手づくりの器が日常生活に加わることで、＜br /＞ 毎日が楽しくなるはずです。＜br /＞ この本があなたの陶芸ライフの＜br /＞ きっかけになることを期待してやみません。＜/p＞ ＜p＞陶芸家　柚木　寿雄＜/p＞ ＜p＞＜strong＞◆◇◆ 本書について ◆◇◆＜/strong＞＜/p＞ ＜p＞この本は、22の陶芸作品のつくり方を紹介しています。＜br /＞ 第一章では土づくりや練りなどの＜br /＞ 基本的な作業工程と必要な道具を紹介しているので、＜br /＞ 未経験者でも陶芸を学ぶことができます。＜/p＞ ＜p＞第二章以降はテーブルウェアやフラワーベースなどの＜br /＞ 器づくりにチャレンジします。＜br /＞ 各器にはつくり方の流れを示しているので、＜br /＞ 食卓や部屋のインテリアに加えたものから選ぶこともできます。＜br /＞ 制作の大事なプロセスは、＜br /＞ 写真入りで説明しているので簡単に器づくりが楽しめます。＜br /＞ ページに沿って制作に取り組み、＜br /＞ 着実に技術を身につけましょう。＜/p＞ ＜p＞第四章では可愛らしいグッズや個性的な置物の＜br /＞ つくり方も紹介しています。＜br /＞ さまざまな作品にチャレンジすれば、＜br /＞ 陶芸ライフをより豊かにすることができるでしょう。＜/p＞ ＜p＞＜strong＞◆◇◆ 主な目次　◆◇◆＜/strong＞＜/p＞ ＜p＞＜strong＞☆第一章　陶芸の流れ＜/strong＞＜br /＞ ＊　制作の手順を知る＜br /＞ ＊　粘土を選び準備をする＜br /＞ ＊　必要な道具を用意する＜br /＞
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・など全11項目＜/p＞ ＜p＞＜strong＞☆第二章　実用的なテーブルウェア＜/strong＞＜br /＞ ＊　湯呑＜br /＞ ＊　姫茶碗＜br /＞ ＊　平茶碗＜br /＞
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・など全10項目＜/p＞ ＜p＞＜strong＞☆第三章　インテリアに最適なフラワーベース＜/strong＞＜br /＞ ＊　石ころシリーズ＜br /＞ ＊　スクエアシリーズ＜br /＞ ＊　掛け花＜br /＞
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・など全7項目＜/p＞ ＜p＞＜strong＞☆第四章　ファンシーグッズ＜/strong＞＜br /＞ ＊　猫＜br /＞ ＊　地蔵＜br /＞ ＊　メモスタンド＜br /＞
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・など全5項目＜/p＞ ＜p＞＜strong＞◆◇◆ 監修者のプロフィール ◆◇◆＜/strong＞＜/p＞ ＜p＞柚木寿雄＜br /＞ 陶芸家
・陶芸教室「くにたち　自游工房」主宰＜br /＞ 独学で陶芸を始め、＜br /＞ 鈴木治
・八木一夫らの作家の作品に影響を受ける。＜br /＞ 建築家
・島隆男とのコラボレーションでエントランスのオブジェや、＜br /＞ シンプルなフラワーベース（花器）、＜br /＞ テーブルウェアなど幅広いアイテムの制作を手掛ける。＜br /＞ 1989年から東京国立市で陶芸教室を開く。＜br /＞ アート未来展で新人賞、都知事賞、審査員特別賞を受賞。＜br /＞ 全美術協会展で鎌倉市教育委員会賞、＜br /＞ 朝日新聞賞、神奈川県議会議長賞を受賞。＜br /＞ そのほか陶芸財団展入選等。＜br /＞ また、全国各地で個展、企画展等で作品を発表している。＜/p＞ ＜p＞

※　本書は2013年発行の＜br /＞ 「もっと上達できる　器づくり　陶芸のコツ70」を元に、＜br /＞ 加筆
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