『アンクル・トムの小屋』を読む 反奴隷制小説の多様性と文化的衝撃 [ 高野フミ ]

反奴隷制小説の多様性と文化的衝撃 高野フミ 彩流社アンクル トム ノ コヤ オ ヨム タカノ,フミ 発行年月：2007年04月 ページ数：291， サイズ：単行本 ISBN：9784779112478 高野フミ（タカノフミ） 津田塾大学名誉教授。1936年に津田塾大学の前身である津田英学塾を卒業。津田塾大学にて50年近くにわたり教鞭を執る。その間、ラドクリフ大学大学院で修士号を取得し（1953）、フルブライト研究員としてラドクリフ研究所研究員となる（1956ー57）。また、津田塾大学在職中に、国際大学婦人連盟（IFUW）において長らく指導的立場で活躍する（会長1980ー83）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） ハリエット
・ビーチャー
・ストーー『アンクル
・トムの小屋』出版まで／第1部　『アンクル
・トムの小屋』を読む（『アンクル
・トムの小屋』の文学性ー奴隷制社会の言説／『アンクル
・トムの小屋』の政治的感化力とキリスト教／『アンクル
・トムの小屋』における北部と南部／『アンクル
・トムの小屋』と奴隷主たち　ほか）／第2部　『アンクル
・トムの小屋』と十九世紀のアメリカ社会（『アンクル
・トムの小屋』と家庭小説／『アンクル
・トムの小屋』とフェミニズム批評／『アンクル
・トムの小屋』とスレイヴ
・ナラティヴーストーの色分けされた黒人たち／『アンクル
・トムの小屋』と『共和国のロマンス』ー奴隷制におけるセクシュアリティと母性　ほか） アメリカの奴隷制を正面から取り上げ、19世紀最大のベストセラーとなった『アンクル
・トムの小屋』。奴隷制や人種問題、南北問題、キリスト教、家庭小説としての価値や女性運動、ジャーナリズムとの関係など、『アンクル
・トム』が内包する複雑で多様なテーマをさまざまな角度から論じる初の本格的批評書。 本 小説
・エッセイ 外国の小説