下剋上トレーナー―現代の若者の育て方。Ｋ‐１世界王者武居由樹を育んだ“夢の力”とはなにか？

問題児をK-1世界王者に育て上げ、「名トレーナー」と呼ばれるようになった格闘技ジム会長が、指導に対する考えを語った一冊。“指導者によって、人の人生が変わってしまう。自分の苦い経験から、そのことを痛感している”―本文より。<br /><br />核家族化、あらゆる作業のオートメーション化、SNSやコンピュータゲームやVRの普及…。急速な社会の変化の結果、人と人との会話の減った現代を生きる若者たち。彼らといかに接し、いかに指導すれば、彼らを幸福に導けるのか？<br />教育の世界の研究者でもなく、格闘技の実績を誇るわけでもなく、社会からドロップアウトした過去をもつ、下町の格闘技ジム会長が、問題を抱えた少年を格闘技界の頂点に導いた“下剋上”の道程を振り返り、指導に対する考えを語る。格闘技界の住民のみならず、教育関係者や、悩みを抱える親たちに、現代の若者たちの育て方を示す一冊。<br /><br>古川　誠一　著
ベースボールマガジン社
2020年09月
ゲコクジヨウ　トレ−ナ−　ゲンダイ　ノ　ワカモノ　ノ　ソダテカタ　ケ−
フルカワ　セイイチ
/